新宿副都心開発と都庁の移転(1965年~)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 01:00 UTC 版)
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1970年代に入ると、新宿では1965年の淀橋浄水場の閉鎖を契機に、それまで東口と比べて開発が遅れていた西口(西新宿)で新宿副都心の開発が始まる。そして、1971年の京王プラザホテル本館を皮切りに、新宿住友ビル、KDDビル、新宿三井ビルなど、超高層ビルが林立するようになる。また新宿駅西口地下広場、東口の地下街新宿サブナードの発展が始まったのもこの頃である。かくして、1980年代には次のような状況が生まれるに至った。 新宿駅のラッシュは、1日に5回あるという。朝夕の通勤ラッシュ、昼前の買い物客ラッシュ、酔っ払い客など新宿で遊んだ人たちがギリギリの時間に飛び乗る終電ラッシュ。それに、朝まで遊び、遊び疲れた若者らが待って乗る始発ラッシュである。 そして、1970年代から進められていた東京都庁移転計画が1985年に確定し、1991年には新庁舎が完成すると、西新宿で再開発とともに超高層ビルの建設ラッシュが続き、今日の大オフィス街が形成されることになった。
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