文字修飾

デジタル大辞泉

もじ‐しゅうしょく〔‐シウシヨク〕【文字修飾】

読み方：もじしゅうしょく

ワープロソフトなどで、文字の形や色を変えたり、下線・圏点などを付けたりすること。また、その機能。文字装飾。

IT用語辞典バイナリ

文字修飾

読み方：もじしゅうしょく
【英】character decoration

文字修飾とは、ワープロソフトやマークアップ言語において、文書中の文字列に何らかの飾りの要素を付け加えることである。

ワープロソフトの文字修飾では、太字や斜体、影付き、白抜き、縁取りなど、字体を変える効果を加えることができる。あるいは下線や取消線、傍点、網掛け、着色などの効果も文字修飾であるといえる。ソフトウェアによっては更に複雑な効果を加えることのできるものもある。

ちなみに、Microsoft Wordの「ワードアート」や一太郎の「JSフォントエフェクトツール」といった文字変形ツールを用いれば、文字列の角度の変更や厚みの付加、円形・アーチ状・波うちへの変形、あるいは遠近効果など、更に多彩な修飾を可能となる。ただし、これらの操作の対象とされた文字列は画像や図形と同じオブジェクトとして扱われ、もはや文字列ではない。

HTMLなどのマークアップ言語では、文字修飾をWebブラウザに理解させるために、タグと呼ばれる記号が文字列を挟む形で付けられる。同じ文字修飾を施すために用いられるタグの仕様もマークアップ言語によって異なっている。

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