文壇デビュー
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正富の紹介で知り合った福士幸次郎・佐藤惣之助・広津和郎・生田春月・増田篤夫たちの口添えにより、1920年、新潮社から『モーパッサン選集』を刊行する。金子光晴により「早熟の天才少年」と賞賛された。金子光晴やサトウハチローや林髞(木々高太郎)、吉田一穂たちと共に詩の同人誌『楽園』を発行する。また、福士幸次郎の下で自由詩運動を行う。続けて、北原白秋の主宰する『詩と音楽』『近代風景』に拠って大木篤夫(のちの大木惇夫)や大手拓次、藪田義雄たちと詩作に没頭する。1922年、上智大学1年生のとき、哲学者平沢哲雄の紹介で南方熊楠に会う。1928年、上智大学文学部ドイツ哲学科を卒業する。
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