文壇への復帰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 06:27 UTC 版)
最初の妻と6人の子供を捨て、2度目の妻(平野レミたちの母)と所帯を持った後、義兄の経営する薬局から盗み出したコカインを大量に吸引して人事不省に陥る。この事件を契機として、薬物中毒の治療に成功する。文筆業を廃業し、土方や汲取屋を経験したこともあるが、1941年のルグロ著『ファブルの生涯』上下(主婦之友社)の成功によって文士に復帰する。同じ頃、東京三河島の自宅で詩人集団「青宋の会」を主宰し、詩誌『青宋』を発行する。青宋とは清掃のもじりで、三河島の近所に清掃会社があったことから命名した。
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