数の変動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 09:36 UTC 版)
北大西洋では、平均で毎年約500個の氷山が、大西洋横断航路に危険を及ぼす境界線である北緯48度より南に達している。ただ、この個数には大きな変動があり、最も少なかった1966年は0個、次に少ない1940年と1958年は1個となっている。この変動の原因としては、当初エルニーニョ・南方振動(ENSO)や北大西洋振動(NAO)などが考えられていたが、長期的に見ると関連性が薄いことが分かった。短期的には、NAOと強い関連性が見られることがある。 20世紀以降の氷河の後退に伴い、大規模な氷山の誕生(棚氷や氷河の崩落)が増加傾向にあるとされており、地球温暖化の影響ではないかと考えられている[要出典]。
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