散会事件とは? わかりやすく解説

散会事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 04:45 UTC 版)

本岡昭次」の記事における「散会事件」の解説

2004年の第159回国会において、内閣提出年金関連法案採決控えて会期末が迫る 6月5日倉田寛之参議院議長不信任決議案審議のため副議長として議長席に着いた途端に散会宣言行った議事が残るにも関わらず突然行われたこの散会宣言参議院規則反するものであり、中立であるはずの副議長同法案の成立阻止したい民主党要請従ったことと合わせて参議院権威が傷ついた」、「権利乱用との批判招きかねず『憲政史例のない禁じ手』」等と批判招いた国会法117条では、「議事整理し難い」場合には議長散会し当日審議中止できると定められており、この権限議事宰領引き継いだ副議長行使できるが、一方で参議院規則82条では、当日日程全て消化した場合散会が可能であるとしている。不信任決議案および年金関連法案の処理は日程含まれていたため、隣に座る事務総長制止振り切って散会宣言であった。この散会宣言の後、議長席に戻った議長が、散会無効であり、仮議長選出し議事続行する宣言した散会が有効であるとする立場本岡副議長野党議員日本共産党以外)が不在の中、事務総長議事宰領により仮議長選出し、その仮議長宰領議長不信任決議案否決し議事宰領復帰した議長のもとで年金関連法案可決された。

※この「散会事件」の解説は、「本岡昭次」の解説の一部です。
「散会事件」を含む「本岡昭次」の記事については、「本岡昭次」の概要を参照ください。

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