政界入り・鎌倉市議時代
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1997年、鎌倉市議会議員選挙に立候補。史上最高得票で当選。鎌倉市議会議員を務めたのは約1年7か月と短い期間であったが、鎌倉市の談合疑惑事件を追及し、公正取引委員会に告発した。この鎌倉市の談合問題では長島の市議会一般質問での「鎌倉市の公共事業のほとんどが談合」などとする発言を巡り、発言を取り消せ、取り消さないのやりとりで市議会が2週間も空転した。議会の空転を収めるため、発言の取り消しを容認しようとした同じ会派のメンバーの動きに、それを知らなかった長島は激怒して会議室の扉をぶち破って入った。その際に壊した扉の修理代約3万円を議会事務局に自腹で支払うはめとなった。しかし、最終的に長島の発言は取り消されることはなかった。この事件をきっかけに鎌倉市が全国にさきがけて入札の予定価格を公表するようになった。鎌倉市に他の自治体から問い合わせや視察があり、鎌倉発の入札改革が広がりを見せた(鎌倉市のその節約金額は年間約8億円)。長島は、この件を通じて地方からでも世の中を変えられると実感したという。
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