政治の中心地として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 17:51 UTC 版)
ソカロはメキシコおよびメキシコシティの行政の中心であるため、抗議運動も盛んである。ソカロには10万人以上が集まることができ、政治的集会の場となる。1988年の大統領選挙でクアウテモク・カルデナスがカルロス・サリナス・デ・ゴルタリに敗れたとき、不正選挙と信じる何千人もの人々が集会を行った。2001年にはサパティスタ民族解放軍のマルコス副司令官の支持者たち(多くはチアパス州の先住民)が、より大きな政治的自治を求めてソカロまで行進した。2006年の大統領選挙の後、カルデナスの見本に従ってアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドールがソカロで主要な抗議を行い、またカルデロン大統領が国営エネルギー企業であるペメックスに対して個人や外国の投資を許そうとしていることに対して何千人もの参加者が抗議集会を行った。2008年8月30日には、犯罪と暴力に反対する平和的抗議がソカロ広場を一杯にした。 ソカロはまた定期的な政治的イベントの場でもある。9月15日の午後11時前にメキシコの大統領は国立宮殿の中央バルコニーに姿をあらわし、ドロレスの叫びを再演する。
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