担当声優から
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:55 UTC 版)
担当声優の古谷徹は、オーディションではなく小松亘弘からのオファーでヤムチャ役に抜擢された。演技に関しては役への親近感や個性的な演技を求められる役ではないことから、「ほとんど素に近い感じで演じることができた」と語る。 古谷は、『ドラゴンボール』ファンの子供に、自分が役を演じていることを語った所「なんだヤムチャか」と言われ悔しい思いをしたことがあるという。また古谷とブルマを演じた鶴ひろみがヤムチャとブルマが別れた理由を『週刊少年ジャンプ』のパーティで、鳥山に聞いたら「だってヤムチャ、浮気者なんだもん」と言われた。 また、古谷と天津飯を演じた鈴置洋孝は、2人とも「自分に近いキャラクター」と語っている。鈴置は「軟派なところ」を気に入っていたようだが、古谷は「人間臭いところ」に親近感を覚えているようである。だが自分の他のキャラと比べてヤムチャは決めゼリフが無いからキャラの気持ちになるのが不安になることもあると古谷は語っている。古谷は「いつもアニメの監督の山内重保さんに『ヤムチャ、かっこよくしてね』とお願いした」と語っており、前述のクリリンと修行しているシーンについては「サービスしてくれたのかな(笑)」とコメントしている。 後年、ファンからは「周りのキャラクターが超人的に強すぎる中、ヤムチャは人間っぽい感情や心の弱い一面といった、"飾らない良さ"があったから」という声も多く、古谷は「改めて彼の魅力に気付かされた」「彼のことをもっと好きになって、ヤムチャならではの個性をより顕著にすべきだったかもしれない」と振り返っていた。
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