抽せんされる主な数字の形式(開封くじ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 20:21 UTC 版)
「宝くじ」の記事における「抽せんされる主な数字の形式(開封くじ)」の解説
組番号完全指定 特定の組番号をそのものズバリ指定する抽せん。ジャンボ宝くじの1等で用いられるのが代表的。 例:27組135790番 前後賞 主に1等の当せん番号を対象に用いられる。対象となる抽せんされた組番号の1つ前の番号が前賞、1つ後の番号が後賞となる。なお100000番の前の番号は同じ組数字の199999番、199999番の後の番号は同じ組数字の100000番と決められている。 例:対象となる抽せんされた組番号が27組135790番の場合 前賞:27組135789番 後賞:27組135791番 組違い賞 主に1等の当せん番号を対象に用いられる。対象となる抽せんされた組番号に対して、それ以外の組数字の同番号が組違い賞となる。 例:対象となる抽せんされた組番号が27組135790番の場合 組違い賞:27組以外の組数字の135790番 組の下1桁と番号指定 主に大規模全国くじの2等などで、発売組数の10分の1の当せん本数を決める際に用いられる(例:01組から200組まで発売の宝くじで、当せん本数20本を決める)。発売組数が10で割り切れない宝くじでは、この形式は用いられない。 例:組の下1桁7組135790番(この場合、組は17組でも27組でも、もちろん07組でも構わない) 番号完全指定 番号をズバリ指定する抽せん。1等100万円のブロックくじで1等2等を抽せんするときに用いられるのが代表的。 例:各組共通135790番 下n桁指定 下の桁数のみを抽せんし、多数の当せんを生み出す場合に用いられる。通常、賞金にして10万円以下の等級に用いられる。 例:各組共通 下3桁790番 全ての等級に対して同じ番号が抽せんされた場合には、原則として抽せんをやり直す。一部の等級に対して同じ番号が抽せんされた場合は、重複当せんとなり、該当各等級の賞金を合計した額を受けとることが出来る。この場合、上限である100万倍の規制はかからない。重複当せんになっている場合は、照合用として売場に配布される当せん番号表において、「重複当せんに注意」の文字と共に、重複となっている数字の部分が網掛けで表記される。また、当せん金額部分には、重複した部分を含めた総額が記載される(例:20,300円)。 ただし、数字選択式全国自治宝くじのうち、「ミニロト」、「ロト6」、「ロト7」、「ビンゴ5」、「着せかえクーちゃん」については、そもそも何個の数字が合致したかを基準とする(ビンゴ5ではそもそもラインがいくつ成立したかを基準とする)くじのため、重複当せんは認められていない(最も高い等級一つが当せんとなる)。
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