抗日独立運動について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 01:25 UTC 版)
1920年代初期と1930年後半と20年近く時期は離れているが、日本軍と戦った自身の経験から、韓国の抗日独立運動史には、神話に近いほどの誇張があると語っている。 われわれの独立運動史は、神話に近いといえるほど誇張されているのは明らかです。場合によっては、民族のプライドを鼓舞するために、神話が必要な時もあるでしょう。しかし、誇張と人為的な創作を通じて、過去を美化する作業から抜け出す時が来たようです。(中略)誇張すればするほど説得力が落ちてしまうでしょう。今は、歴史と伝説を区分してもいいほど、社会が成熟したのではないでしょうか。独立軍の対日武装抗戦にしてもそうです。1998年10月23日付の朝鮮日報に掲載された記事は、その代表的な例と言えます。1920年6月の鳳梧洞戦闘で日本軍157名を射殺し、300名余りを負傷させ、同年10月の青山里戦闘で、日本軍1個旅団を射殺したと伝えています。私の経験からみると、鳳梧洞戦闘や青山里戦闘の戦果は、少なくても300倍以上誇張されたものです。われわれの抗日武装抗戦は、悪条件のなかで、生き残るという精神の闘争であり、大捷(大勝)や輝かしい戦果は不可能な戦力でした。日本軍とぶつかれば、10回に9回は負けました。 — 김학철、이 땅의 양심들은 왜 지금 태평한가?
※この「抗日独立運動について」の解説は、「金学鉄」の解説の一部です。
「抗日独立運動について」を含む「金学鉄」の記事については、「金学鉄」の概要を参照ください。
- 抗日独立運動についてのページへのリンク