抗トロンビン剤の発見と開発とは? わかりやすく解説

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抗トロンビン剤(アルガトロバン)の発見と開発

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/05 10:26 UTC 版)

岡本彰祐」の記事における「抗トロンビン剤(アルガトロバン)の発見と開発」の解説

「抗トロンビン剤」の研究は、「抗プラスミン剤」の研究引き続き神戸大学医学部教授となっていた岡本彰祐三菱化成研究所との共同研究開始された。1970年昭和45年)、トシル・アルギニン・メチルエステル(TAME)が弱いながらも抗トロンビン作用を持つことから出発し、このTAME化学修飾により805番目にアルガトロバン発見された。 1980年昭和55年)ごろから臨床試験入り1990年平成2年)に日本慢性動脈閉塞症の治療薬として承認され次いで1996年平成8年)には脳血栓症にも適用認められた。2000年平成12年)には米国FDAからヘパリン重大な副作用である「ヘパリン起因性血小板減少症」(HIT)の予防・治療として承認された。現在では日本のみならず北米ヨーロッパなどで血栓症HIT治療薬として用いられている。

※この「抗トロンビン剤(アルガトロバン)の発見と開発」の解説は、「岡本彰祐」の解説の一部です。
「抗トロンビン剤(アルガトロバン)の発見と開発」を含む「岡本彰祐」の記事については、「岡本彰祐」の概要を参照ください。

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