所有者と財政面
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 06:06 UTC 版)
「オリンピック・リヨン」の記事における「所有者と財政面」の解説
詳細は「ジャン=ミシェル・オラス」を参照 1987年6月15日より、リヨンはローヌ出身の実業家であるジャン=ミシェル・オラスに所有されている。オラスはCEGID(Compagnie Européenne de Gestion par l'Informatique Décentralisée)の設立者であり、現在は同社の最高経営責任者(CEO)である。クラブが抱えていた負債を一掃した後、オラス会長は運営面を再構築し、財政面を立て直した。会長就任当時にはディヴィジョン・ドゥ(2部、現リーグ・ドゥ)に在籍していたクラブを、20年後にはヨーロッパでもっとも裕福なクラブのひとつに変容させた。しかし、オラス会長のクラブ運営方法にはビジネス的な側面が強く、強い批判にもさらされている。オラス会長はG-14(ヨーロッパビッグクラブ連合体)の最後の会長であり、現在は欧州クラブ協会の委員のひとりである。 クラブはOLグループ(OLG)としてユーロネクストに上場している。2004-05シーズン版のデロイト・フットボール・マネー・リーグ(ヨーロッパにおけるサッカークラブの収入による長者番付)によれば、リヨンの売上高は9290万ユーロで15位であり、フランスのクラブ中第1位だった。2005-06シーズン版では1億2770万ユーロで11位(フランス1位)、2006-07シーズン版では1億4060万ユーロで13位(フランス1位)、2007-08シーズン版では1億5570万ユーロで12位(フランス1位)だった。2008-09シーズン版では1億3960万ユーロで13位(フランス1位)と、収入・順位ともに全シーズンを下回った。2009-10シーズン版では1億4610万ユーロで14位(フランス1位)だったが、2010-11シーズン版では1億3280万ユーロで17位であり、マルセイユに抜かれてフランスのクラブ中第2位となった。2008年4月、経済を取り扱うフォーブス誌はリヨンを世界で13番目に価値の高いサッカークラブと評価した。フォーブス誌は負債を除いたリヨンの評価額を4億800万ドル(約2億7560万ユーロ)と算出した。
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