所有者の女性に話を伺ったところ...
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 01:50 UTC 版)
「ゾゾゾ」の記事における「所有者の女性に話を伺ったところ...」の解説
調査から数日後。 山村さんと連絡が取れ、皆口・山本両名でK県へ取材に行く。また、某県山中の心霊スポットと称されている場所で室内が撮影された写真が捨てられていると投稿があり、行ってみたところ3枚写真が捨てられていることを確認。これらの写真にも山村さんが所有している一軒家の住所と"高垣"と記載されていた。写真を撮影した経緯や詳細を確認したい、もし可能であれば一軒家の室内を確認したい旨を伝えたところ、一軒家の住所や場所が特定されないことを条件に撮影許可とモザイク処理という形でインタビューが了承され、山村さんから一軒家の鍵を渡される。 山村さんは一軒家はかつての実家だと話すものの、何故写真がばら撒かれたのか、"高垣"が何者なのか一切検討がつかないという。この家には、かつて両親・弟の3人が生活しており、両親の死後弟1人で生活していたが、その後弟から家の売却を検討していると相談を受けていた。写真については、恐らく売却物件用の資料として室内を撮影したものと思われると、長尾の推測した通りだった。さらに、山村も実家の室内のうち、階段の写真と和室を映した2枚の写真を所有していた。 そこで、山村さんは弟から相談を受けた際に「姉ちゃん、お経が聞こえるんだよね」という話題を出されたことを話す。彼女はあくまで弟から家の所有権を受け継いだだけであることから、次にその弟についての話を続けたところ、弟が5年ほど前に自殺したことが判明する。 山村さん自身は実家に住んでいたときにこのような経験がなく、相談を受けた当時はお経のことを聞き流していたが、それでも何かザワザワした違和感から、あの家に近づくことはなかった。また、書類上所有者にも関わらず埃を被ってビニール袋に入れられた家の鍵や他の荷物と混在された写真の管理状況から、現在売り出し中にしているとは思えなかった。山村さんは実家に対してこう呟いていた。 「あの家自体が気持ち悪いと感じるから、私も近づかない」
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