所属力士の2019年新型コロナウイルス感染
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 08:10 UTC 版)
「友綱部屋」の記事における「所属力士の2019年新型コロナウイルス感染」の解説
2021年1月場所前に、相撲協会が全協会員に実施したPCR検査により、部屋所属力士1人の新型コロナウイルス感染が判明したため、感染は確認されていないが濃厚接触した可能性のある者も含めて、全所属力士と11代友綱、5代大島、18代玉垣、行司2人、床山1人は1月場所を休場することになった。 2月2日に電話取材に応じた11代友綱によると、感染した力士は無症状であった。PCR検査で陽性が判明し、入院までの数日間、部屋で隔離されていた力士は責任を感じるあまり、「かわいそうに、『自分のせいで』と泣いていた」と明かした。集団感染への心配から、買い出しは部屋のおかみが担当し、親方・部屋関係者の子どもも休校させるなどして、外出自粛を徹底。部屋住みでない関係者は、一時出入り禁止の措置を取った。 感染した力士は鍼の治療に行った際に感染したと見られており、その後の後遺症はないという。2月に入ってから稽古を再開しており、「3月場所もあるから不安はあるが。誰でもなるし、責められない」「他のお相撲さんよりも1場所休ませてもらったわけだから。とりあえず3月は、全員勝ち越す気持ちでやらないとねという話はしました」と3月場所に向けての思いを語った。
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