戦後のエピソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 01:05 UTC 版)
太平洋戦争の直後、日本を統治していた連合国軍最高司令官総司令部 (GHQ) が、相手から奪った駒を味方として再利用する将棋を、捕虜を虐待する野蛮なゲームとして禁止しようとした。それを知った升田幸三は「将棋の駒の再利用は人材を有効に活用する合理的なものである」「チェスは捕虜を殺害している。これこそが捕虜虐待である。将棋は適材適所の働き場所を与えている。常に駒が生きていて、それぞれの能力を尊重しようとする民主主義の正しい思想である」「男女同権といっているが、チェスでは王様(キング)が危機に陥った時には女(クイーン)を盾にしてまで逃げようとする」とGHQに直談判したという。
※この「戦後のエピソード」の解説は、「持ち駒」の解説の一部です。
「戦後のエピソード」を含む「持ち駒」の記事については、「持ち駒」の概要を参照ください。
- 戦後のエピソードのページへのリンク