戦前の国定教科書制とは? わかりやすく解説

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戦前の国定教科書制

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 01:41 UTC 版)

国定教科書」の記事における「戦前の国定教科書制」の解説

1872年義務教育制度始まった頃は、検定済教科書用いられていた。しかし、教科書疑獄事件発生受けて国定教科書改められた。 以下、山住正己著『教科書』(岩波新書)より、教科書制度変遷振り返る。 1872年明治5年学制公布。(教科書自由発行・自由採択制) 1880年使用禁止書目発表1881年開申制・採択教科書監督官庁報告すればよい) 1883年認可制採択してよいかどうか許可を受ける必要あり) 1886年検定制) 1903年明治36年)〜1945年昭和20年)(国定制) 教科書対す国家統制は、自由民権運動高揚と、それに対抗するような教育政策反動化、という形で進行した。「開申制」の次の認可制」は、時間がかかり授業差し支えて不便、という声をもとに、「検定制」に切り替えられた。数年後教科書会社採択側の教育関係者との間で、贈収賄が行われているとして、30数県157人が検挙されるという大事件教科書疑獄事件)が発生した政府はそれを好機として、教科書を「国定制」に切り替えた

※この「戦前の国定教科書制」の解説は、「国定教科書」の解説の一部です。
「戦前の国定教科書制」を含む「国定教科書」の記事については、「国定教科書」の概要を参照ください。

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