意匠と実装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/09 05:44 UTC 版)
「MINIXファイルシステム」の記事における「意匠と実装」の解説
MINIXファイルシステムは6つの区画で構成されている。 起動区画 起動区画はOSの読み込みと起動を行うブートローダと共に常に第一ブロックに格納されている。 スーパーブロック スーパーブロックはファイルシステムに関する情報を保持しており、OSが他のファイルシステムを処理することを可能にする。(例えばinodeやゾーンの数、それらを記述する二つのビットマップの大きさ、データ区画が開始する位置など) inodeビットマップ 各inodeについて、その使用の有無を0/1で示した単純な記録。 ゾーンビットマップ inode ビットマップと同様の構造。違いは内容がゾーンに関するものという点である。 inode区画 全てのファイル及びディレクトリ(ファイルの目録)は、その種類(ファイル・ディレクトリ・区画・文字・パイプ)、利用者と利用者群に対するID、内容の変更・属性の変更・アクセスそれぞれが行われた日時を記録しているinodeを持つ。inodeにはファイルやディレクトリ情報の実体があるデータ区画中のゾーンを指し示すアドレスも含有されている。 データ区画 MINIXファイルシステム中最も大きく、システム空間の大半を占める。ファイルやディレクトリ情報の実体が格納されている。
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