急行かむい1号脱線事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 23:16 UTC 版)
「日本の鉄道事故 (1950年から1999年)」の記事における「急行かむい1号脱線事故」の解説
1968年(昭和43年)10月12日9時20分 函館本線奈井江駅に停車予定だった下り気動車急行813D「かむい1号」が、運転士が停車予定を失念したため通過。駅構内の手動踏切を横断していたダンプカーと衝突し8両編成中3両目までが脱線し、衝突地点から170 m離れた奈井江川にかかる鉄橋でようやくとまった。乗員乗客約400名のうち、ダンプカーの運転手など29名が負傷した。事故は運転士が停車を失念していたことが引き金であったが、奈井江駅の助役が停止合図の赤旗をホームで振っているのを無視した上に、踏切が駅を出発する列車の汽笛を合図に手動で閉めることになっていたため、ダンプカーの横断を止めることができなかったことが、事故の原因となった。
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