心室細動 (小説)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 23:03 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動| 心室細動 | ||
|---|---|---|
| 著者 | 結城五郎 | |
| 発行日 |  1998年4月30日(単行本) 2001年6月10日(文庫本)  | 
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| 発行元 | 文藝春秋 | |
| ジャンル | 医療・ミステリ | |
| 国 |   | 
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| 言語 | 日本語 | |
| 形態 |  四六判上製本 文庫本  | 
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| ページ数 |  280(単行本) 352(文庫本)  | 
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『心室細動』(しんしつさいどう)は、結城五郎による日本の小説。第15回サントリーミステリー大賞受賞作。単行本は1998年に文藝春秋から刊行され、2001年には文春文庫より文庫化された。
概要
20年前に医療過誤事件を引き起こした大学助教授が過去の罪に怯え、破滅へ向かっていく姿を描いた医療ミステリー作品。現役の開業医でもある著者が、構想から完成まで3年がかりで初めて長編小説およびミステリー作品に挑戦し、医療にまつわる社会問題と、そこに従事する人間の心の闇の世界に焦点をあてて書き上げた[1]。
あらすじ
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      この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。
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半年後に教授戦を控えた国立A大学医学部助教授・上原健治は抗アレルギ剤の開発にも成功し、世界的に有名な存在となっていた。スキャンダルさえ無ければ教授就任は確実であったが、実は彼は20年前、出張勤務をしていた病院で医療過誤事件を引き起こしていたのだ。この事件に関与していたのは院長、婦長、看護婦、そして上原の4人だけだった。過去の事件を暴く脅迫状を受け取った院長はその1ヶ月後心室細動を起こし急死、その4週間後同様に婦長も死亡した。そして、上原にも脅迫状が届く。
テレビドラマ
テレビ朝日系で朝日放送制作として1998年11月14日にサントリーミステリー大賞スペシャルにて放送したサスペンスドラマ。
出演者
- 上原健治:村上弘明
 - 大江哲生:稲垣吾郎
 - 直江佳代子:麻生祐未
 - 上原英子:高橋ひとみ
 - 大橋真美 / 大橋志津子:洞口依子
 - 中島事務長:田山涼成
 - 松澤一之
 - 柳沢超
 - 木下晴美:川俣しのぶ
 - 前田亜矢:棟里佳
 - 布施あい子
 - 松岡の妻:元井須美子
 - 木下浩之
 - 宇納佑
 - 鵜川薫
 - 東海孝之助
 - 村井秀清
 - 平井景
 - 新岡誠
 - 太田順晃
 - 松岡満生:渡辺いっけい
 - 宮城刑事:益岡徹
 - 生島ヒロシ
 - 芦田伸介
 - 大江啓吾:北村総一郎
 - 直江康則:佐藤慶
 - 直江信子:岸田今日子
 - 熊井伸介:佐野史郎
 - 谷山智子:野際陽子
 
スタッフ
脚注
「心室細動 (小説)」の例文・使い方・用例・文例
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