心付け

デジタル大辞泉

こころ‐づけ【心付け】

読み方：こころづけ

１ 気をつけること。注意。配慮。心添え。

「夕飯には母親の—で一銚子付けて」〈紅葉・多情多恨〉

２ 世話になる人に感謝の気持ちを示すために与える金銭や品物。祝儀。チップ。「使用人に—を渡す」

３ 連歌・連句の付合(つけあい)手法の一。前句の心情表現・情趣をとらえ、その理由などを具体的に示して付ける方法。→詞(ことば)付け →物付け

日本語活用形辞書

心付け

読み方：こころづけ

カ行下一段活用の動詞「心付ける」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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文語活用形辞書

心付け

読み方：こころづけ

カ行下二段活用の動詞「心付く」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。
「心付く」の口語形としては、カ行下一段活用の動詞「心付ける」が対応する。

口語形

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結婚用語集

心付け

挙式・披露宴にかかわる人に渡すお礼のこと。懐紙やポチ袋（祝儀袋）に新札を入れて用意し、介添の人や美容・着付のスタッフなど、結婚式当日にお世話になる人へ「本日はよろしくお願いします」の気持ちと幸せのお裾分けとして渡す。金額は3000円～1万円が一般的。受付などを手伝ってくれる友人にも忘れずに。会場によっては規則で受け取らないところもあるので、そんな場合はちょっとしたお菓子などでもＯＫ。臨機応変に対応して。

Weblio日本語例文用例辞書

「心付け」の例文・使い方・用例・文例

• お心付けはご辞退いたします
• 忘れずにドアマンに心付けをしてください
• お心付けはご辞退いたします。
• お心付けは固くお断わりいたします. 【掲示】
• 女中に心付けをする
• 召使いに心付けをしなけりゃならぬ
• 給仕にお心付けを願います
• 心付けという,連歌と連句の付け方
• (小遣いや心付けを)気前よく多めに出す
• 心付けを渡し忘れる