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徳丸明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/11 14:33 UTC 版)

徳丸 明
生誕 1921年5月15日[4]
台湾高雄州
(現:屏東県[2][5]
死没 (1979-11-19) 1979年11月19日(58歳没) [1]
中華民国台湾台北市
配偶者 日出子(ひでこ)[1]
子供 2子[6]
軍事経歴
所属組織 大日本帝国陸軍
警察予備隊
保安隊
航空自衛隊
軍歴 1940 - 1945(日本陸軍)
1952 - 1952(警察予備隊)
1952 - 1954(保安隊)
1954 - 1977(空自)
最終階級 空将(空自)
除隊後 ダイセル化学工業顧問[1]
東亜安保同志会常務理事[2][3]
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徳丸 明(とくまる あきら、1921年大正10年)5月15日[4] - 1979年昭和54年)11月19日)は日本の陸軍軍人航空自衛官。第11代西部航空方面隊司令官、第13代飛行教育集団司令官、第2代在中華民国台湾大使館防衛駐在官などを歴任した。

経歴

愛媛県越智郡出身[1]日本施政下の台湾高雄州(現:屏東県)に生まれる[2][5]陸軍士官学校に入学し、第54期卒。戦後、航空自衛隊に入隊。在台湾防衛駐在官として勤務していた際、日台間にの軍事協力に寄与した功績が認められ特種雲麾勲章を叙勲された[7][8]

年譜

※退官後、ダイセル化学工業顧問[1]、東亜安保同志会常務理事などを務めた[2][3]

栄典

  • 特種雲麾勲章 - 1971年(昭和46年)8月11日[8]
  • 勲三等瑞宝章 - 1979年(昭和54年)11月19日

脚注

  1. ^ a b c d e f 「徳丸明氏(ダイセル化学工業顧問、航空自衛隊元空将、飛行教育集団司令官)死去」『読売新聞』1979年11月22日、A15。
  2. ^ a b c d e “德丸明之喪 成立治喪會” (中国語). 中国時報. (1979年11月21日). p. 3 
  3. ^ a b c “戰略家德丸明 心臟病發不治” (中国語). 聯合報. (1979年11月20日). p. 3 
  4. ^ a b . 防衛日報. (1974年4月25日)  {{cite news}}: |title=は必須です。 (説明)
  5. ^ a b “來華參加戰略研會:日團員德丸明因心臟病逝世” (中国語). 中央日報. (1979年11月21日). p. 3 
  6. ^ “德丸明之喪 今舉行公祭” (中国語). 聯合報. (1979年11月21日). p. 3 
  7. ^ “我政府昨贈勳 日武官德丸明” (中国語). 聯合報. (1971年8月12日). p. 2 
  8. ^ a b 航空自衛隊50年史編さん委員会, ed (2006). 航空自衛隊五十年史 資料編. 防衛庁航空幕僚監部. p. 141 
  9. ^ a b c d e f g h 自衛隊年鑑(1977年版). 防衛産業協会. (1977). p. 814 
  10. ^ a b “西部司令に徳丸空将 航空自衛隊異動”. 読売新聞. (1974年4月23日). p. p. A2  {{cite news}}: |page(s)=にp.など余分の文字が入力されています。 (説明)
  11. ^ 荻野憲祐 (1976), 権力者の陰謀, 現代評論社, p. 92, ASIN B000J8YA86 
  12. ^ 『官報』本紙第10673号(昭和37年7月18日)
  13. ^ 『官報』本紙第12176号(昭和42年7月18日)
  14. ^ 陳鵬仁, ed (1994) (中国語). 近代日本政軍外交人員職名錄. 国史館. p. 306. ISBN 9579042721 
  15. ^ 『官報』本紙第12177号(昭和42年7月19日)
  16. ^ 『官報』本紙第15977号(昭和54年12月20日)
  17. ^ 『官報』本紙第15976号(昭和54年12月19日)

関連項目

先代
藤澤信雄
飛行教育集団司令官
第13代:1976年- 1977年
次代
松尾繁
先代
藤澤信雄
西部航空方面隊司令官
第11代:1974年- 1976年
次代
山田良市
先代
小笠英敏
防衛大学校訓練部長
第2代:1972年- 1974年
次代
寺部甲子男
先代
小川英人
第3航空団司令
第10代:1971年- 1972年
次代
吉崎巖
先代
近藤靖
中華民国(台湾)大使館防衛駐在官
第2代:1967年- 1971年
次代
小森昭治



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