復活・再生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/26 19:01 UTC 版)
天保3年(1832年)以降途絶えたが、平成20年(2008年)に、粟田神社清々会(氏子)の依頼で、関本徹生(京都造形芸術大学教授)がプロジェクトを組み、学生たちと大燈呂を制作。180年ぶりに復活・再生し、現在も「粟田大燈呂プロジェクト」として、京都造形芸術大学との連携のもと継続して開催されている。2008年の復活時は5基で登場したが、徐々に台数を増やし、現在(2014年)では平均10基で巡行しており、京都では珍しい光ものの祭となる。 制作手法は木・針金・和紙・塗装と同じであるが、4年前からからくり仕掛けを施し、動くねぶた(大燈呂)として独自の造形美を追求している。造形のモチーフは粟田神社の祭神、粟田周辺の歴史的資源を素材としており、地域振興としての意味合いも持つ。
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