復刻状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 08:38 UTC 版)
エレクトラとビクトル時代を合計した全録音が1060曲。ダリエンソ楽団の現在入手可能なCD音源はエレクトラ時代の43曲と、ビクトル時代の952曲を合わせた995曲である。これ以外には2曲復刻が完了したエレクトラ時代の録音と10曲復刻が完了したビクトル時代の録音が2017年に発掘されたため、1007曲が判明している。この中にライブ音源は含まれていない。エレクトラ時代のテイクを復刻する作業は現在も進んでおり、ラ・クンパルシータの二度目の録音もその中で明らかになったものである。 ダリエンソ楽団全集CDBOXは、いまだに実現していない。Audio Parkはファン・ポリート復帰後の芸風を嫌い1935年からの501曲から半分ほど復刻しCD11枚にまとめた。Buenos Aires Tango Clubは全ての時代をうまく選曲して復刻している。Club Tango Argentinoは1997年からCDによる復刻版の頒布を開始。Audio Parkと同じく1935年からの501曲のみ25枚のCDで復刻した。Club de Tangoが1957年から1975年までの残りの451曲の復刻をおこなったが、エレクトラ時代の録音は完全に復刻できていない。 ビクトル社の練習場で徹底的に鍛えられたメンバーにしか演奏できないアレンジを施しているため、バンドネオン奏者に負荷がかかりすぎるダリエンソスタイルは21世紀の今日模倣不可能だという意見も強い。ダリエンソスタイルを自称する団体は世界中にあるが、バレラなどを雇用した世界最速のバリアシオンはもはやどこの楽団もできないものになってしまっている。 没後の人気もいまだに高い。ダリエンソ派の有名人に、第266代ローマ教皇がいる。
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復刻状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/13 18:00 UTC 版)
LPレコードなどで復刻されている。 CDでは、J-54700およびJ-54701は復刻されているが、J-54702はされていない。
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