御陵前駅 (京都府)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 御陵前駅 (京都府)の意味・解説 

桃山南口駅

(御陵前駅 (京都府) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/10 08:14 UTC 版)

桃山南口駅*
中書島方面の駅舎(2021年1月)
ももやまみなみぐち
Momoyama-minamiguchi
KH71 観月橋 (1.6 km)
(0.8 km) 六地蔵 KH73
所在地 京都市伏見区桃山町丹後11番地
駅番号 KH  72
所属事業者 京阪電気鉄道
所属路線 宇治線
キロ程 2.3 km(中書島起点)
電報略号 桃(駅名略称方式)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
4,035人/日
-2023年[1]-
開業年月日 1913年大正2年)6月1日
備考 無人駅他駅サポートシステム導入駅)
* 1949年に御陵前駅から改称
テンプレートを表示

配線図

六地蔵駅

観月橋駅

宇治方面の駅舎(2021年1月)

桃山南口駅(ももやまみなみぐちえき)は、京都府京都市伏見区桃山町丹後にある、京阪電気鉄道宇治線。駅番号はKH72

歴史

1913年大正2年)6月の京阪宇治線の開業と同時に開設された駅。開設の目的は同年7月に桃山御陵で予定された「明治天皇御1年祭」の参拝者輸送だった。貨物輸送は1914年(大正3年)9月に開始され、駅に隣接するニチボー(現:ユニチカ)の工場への貨物の積み下ろし施設があった。

水害の多発地帯で、戦後1953年(昭和28年)の台風13号1961年(昭和36年)の第2室戸台風などでは線路が浸水して不通になった。山科川に隣接する堤防が昭和40年代になって作られた[2]

1981年(昭和56年)の駅舎改築までは宇治行きホーム側のみに改札口が有り、朝のみ中書島行きホームへの臨時改札口が設けられていた。1998年平成10年)8月までは構内踏切が有った[3]

年表

駅構造

相対式2面2線のホームを持つ地上駅である。改札口は上下線で独立して設けられており、改札内で互いのホームを行き来することはできない。宇治方(ホーム東側)に改札口があり、宇治方面の改札口には早朝深夜を除き駅員が配置されている(中書島方面の改札口は朝ラッシュ時のみ配置)。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 宇治線 上り 中書島方面[10]
2 下り 宇治方面[10]

利用状況

  • 2009年11月10日の利用客数は6,018人(『京阪百年のあゆみ』より)。
  • 2022年度の1日平均の乗車客数(降車客を含まない)は約2,082人(京都府統計書より)。
    • UR桃山南団地が近くにあり、また駅周辺も住宅地となっているため利用客は多い。

駅周辺

隣の駅

京阪電気鉄道
宇治線
観月橋駅 (KH71) - 桃山南口駅 (KH72) - 六地蔵駅 (KH73)

脚注

  1. ^ 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)”. 京阪電気鉄道. 2025年3月8日閲覧。
  2. ^ 「鉄道ピクトリアル」2000年12月増刊号「特集京阪電気鉄道」のP85に掲載されている1965年9月撮影の桃山南口-観月橋を撮影した写真には堤防は無く川の横を京阪電車が走っていた
  3. ^ a b c d e f 出典・京阪開業100年記念誌『京阪百年のあゆみ』資料編145頁
  4. ^ 出典・京阪開業100年記念誌『京阪百年のあゆみ』資料編208頁
  5. ^ 出典・「鉄道ピクトリアル」1984年1月増刊号「特集京阪電気鉄道」の124頁
  6. ^ 出典・植村善博 著『京都の治水と昭和大水害』(文理閣刊)7頁 「昭和34年8月水害浸水域図」、89-115頁 第4章「宇治川と宇治市の水害」
  7. ^ 出典・駅置きの月刊広報誌「くらしの中の京阪」1981年4月号
  8. ^ 出典・「くらしの中の京阪」1992年3月号
  9. ^ 出典・「くらしの中の京阪」1994年11月号
  10. ^ a b 桃山南口駅|駅構内図”. 京阪電気鉄道. 2022年9月19日閲覧。

関連項目

外部リンク


「御陵前駅 (京都府)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「御陵前駅 (京都府)」の関連用語

御陵前駅 (京都府)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



御陵前駅 (京都府)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの桃山南口駅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS