後継誌創刊
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週刊ゴングの一時休刊直後に創刊された後継誌は、清水勉・小佐野景浩・木幡一樹派が『Gスピリッツ』を、竹内宏介・金沢克彦・吉川義治派が『Gリング』をそれぞれ創刊したため、週刊ゴングの歴代編集長が2派に分裂しなおかつ2誌とも創刊日が2007年9月5日となる事態となった。この2誌は日本スポーツ出版社からの正式な週刊ゴングの版権移行とはなっていない。 『月刊ゴング』・『別冊ゴング』時代からのネガなどの資料はしばらく東京都江東区住吉に保管され、なおかつ日本スポーツ出版社元社長の前田大作が保有していたが、前田の刑期満了後に『ゴング』関連の全ての資料は後継誌の出版元や週刊ゴングの元編集スタッフではなく、ライバル誌であった『週刊プロレス』の発行元であるベースボール・マガジン社へ譲渡された。また前田は刑事裁判が始まる前に、山本や『KAMINOGE』編集長である井上崇宏などに対して『週刊ゴング』を復刊させる話を持ちかけたが、立ち消えとなっている。 日本スポーツ出版社自体も、『週刊ゴング』の正式な版権移行が行われず、なおかつ『ゴング』の名前を冠する後継誌が発行されないまま2010年2月に破産手続開始決定を受け、2011年3月の破産手続結了とともに法人格が消滅した。
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