後継車とその後の運用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 03:50 UTC 版)
「福武電気鉄道デワ1形電車」の記事における「後継車とその後の運用」の解説
しかし、出力の低いデキ11では積雪深35 cmの除雪が精一杯であり、先述した2018年(平成30年)の豪雪では1月12日に福井市みのり1丁目付近で圧雪に乗り上げ脱線事故を起こす(当日中に復旧)など、十分な除雪作業が行えなかった結果、営業列車の運休が多数発生する事態となった。 この事態を重く見た福井県は福井鉄道に除雪体制の充実を求め、新たな除雪車として軌陸車を導入することが決定した。費用は4,200万円で、購入にあたっては2018年(平成30年)度の福井県の当初予算に買い替えの支援金が盛り込まれたほか、国からも支援を受けている。 軌陸車は2019年(平成31年)1月18日夜に福井鉄道に到着し、翌19日より使用を開始した。これにより、デキ11は同年度以降の引退が報じられているが、2018年(平成30年)には全般検査を通しているほか、2021年の令和3年豪雪でも軌陸車と共に除雪作業に用いられている。
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