後発ソフトRPGツクール2000との関連
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「RPGツクール95」の記事における「後発ソフトRPGツクール2000との関連」の解説
RPGツクール2000が出るまではWindows唯一のRPGツクールとして人気が高かったが、2000年4月にRPGツクール2000の登場により、本ツクールで開発する利点が少なくなり移行が進み、急速にシェアを減らしていくことになった(コンテストパークの応募作品の傾向を月別に追うとそれが如実に現れている)。 しかしながら、RPGツクール95の優位性もいくつか存在する。 作成したゲームのプレイ画面サイズがRPGツクール2000は320×240なのに対し、RPGツクール95は640×480である。この画面サイズに匹敵するプレイ画面を持つRPGツクールは2004年7月発売のRPGツクールXPの登場まで待たねばならなかった。 作成したゲームをフロッピーディスクで配布することが可能である。2HDのフロッピーディスクの容量は1.44メガバイトであり、大抵のゲームファイルはその容量を超えてしまうためそのままでは入らない。RPGツクール95では、これを複数のフロッピーディスクに分割する形式で格納するインストーラー作成が可能である。当時はフロッピーディスクが記憶装置の主流であり、この機能は重宝された。 作成したゲームのマウスでの操作が可能、CDトラックの音楽を鳴らすことが可能などの、マルチメディアを意識した独特の機能がある。これらはRPGツクール2000には引き継がれなかった。なお、マウス操作は2015年に発売された『RPGツクールMV』で復活した。
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