征長軍総督府
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 23:14 UTC 版)
朝廷および幕府より長州征討を命じられ、西国を中心に三十五藩の藩兵により構成された討伐軍。総督は尾張藩主徳川慶勝で、広島を本営とし長州征討に関する全権を委任されていた。副総督は越前藩主松平茂昭で、小倉を本営とし九州諸藩を統括した。総勢十五万人という大連合軍であるが、幕閣と総督の意思疎通すら出来ておらず、動員された諸藩の士気も低かった。 徳川慶勝 (尾張藩藩主 征長軍総督 広島を本営とする) 成瀬正肥 (尾張藩附家老 総督名代) 長谷川敬 (尾張藩士 巡見使の一人) 永井尚志 (江戸幕府大目付・若年寄 広島征長軍帯同) 戸川安愛 (江戸幕府目付 広島征長軍帯同) 松平茂昭 (越前藩藩主・征長軍副総督 九州諸藩統括 小倉に在する) 若井鍬吉 (尾張藩士 小倉に在した広島本営との連絡役)
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