形容詞・感動詞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/14 07:30 UTC 版)
ここでは、一般動詞であるものの、形容詞的・副詞的に使われる言葉も含む。 ウザい・うぜえ・うざったい(てえ) 面倒だ、うっとうしい。古くは「うざっかしい」「うざっこい」という形容詞、「うざつく」という動詞があった。 多摩地域周辺で使われている多摩方言の、不快・(生理的に)気持ち悪い・(草木などが多い茂っていて)鬱陶しいなどという意味の「うざったい」が短縮されたり、言葉の意味が広がった形である。2000年(平成12年)頃から浸透している。 やばい・ヤバい・ヤベえ やばす まじやばす! 元々は「良くない」「非常にまずい状態に陥っている」の意。近年では意味が拡大しており、「予想に反して驚き、衝撃を受けてしまった」という際にも使用されるようになってきている。さらには、「衝撃を受けるほどすばらしい」と言う意味でも使われる。マスコミで採り上げられる例としては、「ラーメン店などで頼んだものを口にした途端、『やばい、これほど美味しいとは思っていなかった』」。要は予想外のことを体験してしまい、その衝撃でどうにかなってしまいそうなほど凄い、といった意味である。ヤバす("やばいです"、"やば過ぎる"の省略)というのもあり、これは2ちゃんねるを始めとしたネットスラングから。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}タレントの中川翔子が自身のブログでもよく利用している[要出典]。 起源は「矢場」(江戸時代に的屋が営んでいた射的遊技の的場を指す関東方言)とされる。表向きは遊技場だが、実際には売春の場所だったので「矢場」が危険な場所を表す隠語となり、さらに危険な状況を表す形容詞として「矢場い」が生まれたという。 『隠語輯覧(1915年〈大正4年〉)』によれば、泥棒が刑事のことを「やば」と呼んだ。それの形容詞形が「やばい」である。(弓矢#公家文化としての遊興も参照)
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