建造と火難とは? わかりやすく解説

建造と火難

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/19 19:43 UTC 版)

楽山大仏」の記事における「建造と火難」の解説

楽山大仏は、後述の韋皋(い こう)が編ませた『嘉州凌雲寺大像記』の伝えところによれば、開元元年713年)、楽山周辺では塩が大量に取れ年間生産高現在の価格換算すると1千億円以上でその成功仏様感謝したいという気運高まったことと、当時頻繁に起こっていた塩を運ぶ大動脈である岷江水害大仏の力で治めてもらおうという願いから、僧の海通が民衆布施の下に寺院凌雲寺隣接する崖に石像彫り始めた天宝2年743年)、海通は大仏完成する前に亡くなったが、剣南西節度使であった韋皋が建設受け継ぎ貞元19年803年)に完成した。川の合流地点工事出た大量土砂投入することにより、川底浅くなり、海通の意図通り水害大幅に減ることとなった完成当時大仏は「大仏像閣」と称する13層の木造建造物覆われ法衣には金箔、胴には朱色塗られていた。さらに、湧水を外に逃がすための排水溝、そして雨水効率よく逃す溝が掘られていた。しかし、明代末期建物焼失大仏風雨晒されて色が落ち雑草覆われていった

※この「建造と火難」の解説は、「楽山大仏」の解説の一部です。
「建造と火難」を含む「楽山大仏」の記事については、「楽山大仏」の概要を参照ください。

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