建設位置決定の経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 02:26 UTC 版)
1992年(平成4年)の北陸新幹線の工事認可申請の段階では、高岡市内の駅は仮称を「新高岡駅」とし、高岡駅南口から約1.5km南側(現在のイオンモール高岡・東館付近、メディアによって距離表記に違いがある)に設置され城端線とは接続しない予定だったが、2005年(平成17年)に県や高岡市、県西部自治体などからの要望を受けて設置場所を当初より250m西側(金沢方)へ移動し、城端線の高岡駅 - 二塚駅間と交差する位置へ変更した。 また地元行政側は併せて、城端線の新駅設置についてもJR西日本などと協議を進めた。JR側は並行在来線の北陸本線が新幹線開業後に第三セクターへ経営移管し、城端線と氷見線、大糸線が在来線上は孤立路線となることや、近年採算が悪化していることなども鑑みたうえで運行本数削減やバス転換について一時検討したものの、のちに新幹線開業後も引き続きJR西日本が運営を継続する旨が決定し、城端線ホームに関しても2012年(平成24年)12月26日付で設置が正式に決定した。
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