建築と収蔵品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/31 01:55 UTC 版)
ガラス張りで色とりどりの箱が突き出たような建物を設計したのはジャン・ヌーヴェルである。また、熱帯を思わせる美術館周囲の庭園はランドスケープ・アーキテクトのジル・クレモンの、建物外壁に植物が植えられた「生きた壁」は美術家・造園家のパトリック・ブラン(Patrick Blanc)の設計による。 所蔵品はヨーロッパ以外の世界の、古代から現代に至る美術品・民具・衣服・装飾品などである。これらはパリの人類博物館にあった民族学資料30万点と、国立アフリカ・オセアニア美術館にあった民族美術コレクション3500点からなる。巨大な内部空間には壁はなく、展示品はアフリカ・アジア・オセアニア・アメリカ各地域にゾーン分けされている。また写真、映像、音楽、文章など様々なメディアで諸民族の文化を紹介している。また常設展示以外にも館内の一部や庭園を使った特別展も開催され、多彩な収蔵品からテーマごとに選ばれた美術品が展示される。
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