建材(外装材)向け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/19 05:33 UTC 版)
住宅や非住宅(工場や倉庫など)の屋根材、サイディング(壁面)などにもっとも多く用いられている。基本的にはそのまま用いられることはなく、加工業者によってロールフォーミングなどで成形加工された商品が用いられている。 加工業者各社でさまざまな特色を持った商品が開発・販売されている。一般に、住宅向けは板厚0.4mm以下の比較的薄い板、非住宅向けは0.5mm以上の厚い板が用いられる傾向にある。一般的な住宅の屋根材として使用する場合、おおむね1平方メートルあたり5kgのカラー鋼板が使用されるが、これは従来の瓦葺きの屋根と比べるとおおむね1/8以下の重量に相当し、地震時の建物の倒壊防止に効果的とされている。 なお、屋根用と建築外板用では鋼板の作りこみが異なるが、鋼板を単に見るだけでは用途の区別がつかないため、用途の指定がある場合において屋根用は「R」、建築外板用は「A」の記号を、鋼板の裏側に連続して印字するよう、JISで規定されている。施工は、主に建築板金工事店が行うことが多い。
※この「建材(外装材)向け」の解説は、「カラー鋼板」の解説の一部です。
「建材(外装材)向け」を含む「カラー鋼板」の記事については、「カラー鋼板」の概要を参照ください。
建材(内装材)向け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/19 05:33 UTC 版)
業務用大型冷蔵庫(プレハブ冷蔵庫)やクリーンルーム向けに利用されている。断熱材との接着性や静電気帯電防止など、特殊な機能が付加された商品が用いられることがある。また、屋内のパーティション・パネル材や収納家具などに用いられる。一部の高級品は、住宅ドアなど意匠性の高い分野でも利用されている。
※この「建材(内装材)向け」の解説は、「カラー鋼板」の解説の一部です。
「建材(内装材)向け」を含む「カラー鋼板」の記事については、「カラー鋼板」の概要を参照ください。
- 建材向けのページへのリンク