廃止された無人駅での運賃・乗車券の取り扱い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/17 09:49 UTC 版)
「南海和歌山港線」の記事における「廃止された無人駅での運賃・乗車券の取り扱い」の解説
和歌山市・和歌山港以外の駅はすべて無人化されていたため、無人駅(久保町・築地橋・築港町・水軒)が存在していた頃における運賃・乗車券の取り扱いは次の通りとなっていた(ここはあくまで「スルッとKANSAI」導入以降、すなわちワンマン化後について述べることにする。)。なお、中間無人駅で下車せずに和歌山市駅 - 和歌山港駅間を乗車する場合は、磁気カードがそのまま使用できた。ちなみに、2012年4月以降は和歌山港駅も無人駅化されたが、自動改札は引き続き設置されている。 無人駅相互間だけで完結する場合 無人駅に自動改札機が設置されていなかったため、無人駅相互間だけの利用に限り磁気カード類は使用できず、そのまま乗車し、降車時に車内備え付けの料金箱に現金を直接入れる方法を取っていた(ワンマン化以降)。和歌山市駅・和歌山港駅から無人駅へ、または和歌山市以北の南海線各駅から和歌山市駅を跨いで無人駅へ向かう場合も、車内備え付けの運賃箱に乗車券を入れる方法を取っていた。 無人駅から和歌山市駅または和歌山港駅で下車する場合 和歌山市駅で降車する場合、同駅到着後オレンジ色の乗車駅証明書発行機から各駅ごとに示された乗車駅証明書を取り出し、中間改札を通り抜けた後、コンコース内ののりこし精算機で運賃を支払い、発券された出場証を自動改札機に投入し、出場。 和歌山港駅で降車する場合、同駅に乗車駅証明書発行機がないため、車内備え付けの運賃箱に現金を直接入れるか、または同駅の改札窓口で運賃を支払って出場(「スルッとKANSAI」共通カードでも有効)。 無人駅から和歌山市駅を跨いで同駅以北の南海線およびJR西日本線各駅に乗り継ぐ場合 無人駅からそのまま乗車し、和歌山市駅到着後オレンジ色の乗車駅証明書発行機から各駅ごとに示された乗車駅証明書を取り出し、それで中間改札を通り抜け、南海本線または加太線に乗り換える場合はそのまま乗り換えの列車に乗車し、最終的に降車駅に設置されているのりこし精算機で運賃を支払い(「スルッとKANSAI」共通カードでも有効)、発券された出場証を自動改札機に投入し、出場。JR線に乗り換える場合も同様にのりこし精算機で運賃を支払い、発券された出場証を2番ホームにある中間改札に投入。
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