度重なる社長の交替
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/31 10:20 UTC 版)
「グローバルアジアホールディングス」の記事における「度重なる社長の交替」の解説
2011年6月より社長に就任していた菊地博紀に対し、2014年1月15日取締役会は代表取締役解任を決議、後任に松本純を選任した。既存事業とは関連のない新規案件に対する進出につい て複数回提案を行う菊地に対し、現在の事業に注力して内部管理体制を整備するためとしている。 しかし2014年6月、同月開催される定時株主総会と取締役会の承認を経て代表取締役として山本明彦(新任取締役)を選任する旨の発表を行う。6月27日の定時株主総会で会社側は山本の取締役選任を含む議案を提案したが、実質大株主となっていたシャンハイ・ヒュージリーフ・インベストメンツ等は瀋培今ほかを取締役とする修正提案を行い、株主側は委任を含め過半数の議決権を得ていたため修正提案が可決された。そして取締役会により、瀋培今が代表取締役社長、菊地博紀が代表取締役副社長に選任された。この株主総会は混乱を呈し、一時は会社側の取締役選任議案が可決され、山本が代表取締役に就任した旨のプレスリリースが発行されたほどであった。 主力事業となっていた子会社テクノメディアは、2014年10月~11月にかけて代表取締役と全従業員が退職し、事業停止状態に陥った。 2015年6月30日、債務超過等の理由で上場廃止にかかる猶予期間入りとなった。 2015年8月11日、特設注意市場銘柄指定後3年目の審査においても、なお内部管理体制等に問題があるとして、有価証券上場規程第604条の2第1項第3号(2013年8月9日改正前の有価証券上場規程等が適用)により整理銘柄へ指定され、同年9月12日付で上場廃止となった。特設注意市場銘柄に指定され、かつ内部管理体制確認書を提出した企業の上場廃止は、同年5月29日上場廃止の京王ズホールディングスに次いで2社目となった。
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