平岡精二とは? わかりやすく解説

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平岡精二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/16 00:28 UTC 版)

平岡 精二
生誕 (1931-08-13) 1931年8月13日
出身地 日本東京府東京市
死没 (1990-03-22) 1990年3月22日(58歳没)
日本東京都品川区[1]
学歴 青山学院大学経済学部卒業
ジャンル ジャズ
職業
担当楽器
活動期間 1946年 - 1990年
共同作業者
二代目平岡吟舟
村上一徳

平岡 精二(ひらおか せいじ、1931年8月13日 - 1990年3月22日)は、日本の演奏者ソングライター編曲家である[2][3]日本作曲家協会会員[2]

人物

1931年(昭和6年)8月13日東京府東京市(現在の東京都)に生まれる[3]実業家であり三味線奏者で東明節(とうめいぶし)の創始者として知られる、平岡凞こと初代平岡吟舟(1856年 - 1934年)の孫であり、凞の次男、二代目平岡吟舟(本名・平岡次郎)の次男である[2]。シロフォン奏者・平岡養一(1907年 - 1981年)、フィギュアスケーター・平岡露子(1913年 - 2012年)の兄妹は父のいとこであり、「養一の長男」[3]とするのは誤り[2]。初代東明柳舟(本名・高橋楊子、1882年 - 1949年)は、凞の次女であり、精二からは伯母に当たる[2]

幼少期、木琴を習い、第二次世界大戦後、青山学院高等部在学中の15歳のころ、村上一徳(1913年 - 1963年)による「村上一徳とサーフライダーズ」に参加、プロとしてデビューする[2]1951年(昭和26年)、ゲイ・セプテットに加入[2]1954年(昭和29年)、青山学院大学経済学部を卒業し[2]ヴィブラフォン奏者として一本立ちする[3]1956年(昭和31年)6月、「平岡精二カルテット」を結成、その後、「平岡精二シックステット」に発展、「平岡精二クインテット」を結成する[2][3]。渋みのある音色、抑揚の激しい歌で人気を博す。トランペットアルト・サクソフォーンマリンバなども演奏する。1958年(昭和33年)、ペギー葉山に『爪』を提供(本作は1964年(昭和39年)に再録音された)。1964年(昭和39年)、青山学院を舞台としたペギー葉山の代表曲『学生時代』を作詞・作曲・編曲、「平岡精二クインテット」が演奏した。山下毅雄の映画音楽等でマリンバを多く演奏したのが、平岡である[2]。山下と出逢うきっかけは、親戚の養一の家の近くに山下が住んでいたことだという[2]

1990年(平成2年)3月22日解離性大動脈瘤のため品川区旗の台昭和大学病院で死去[1][2][3]。満58歳歿。

ディスコグラフィ

フィルモグラフィ

クレジットは「音楽」である[2]

脚注

出典

  1. ^ a b “訃報:平岡精二氏”. 朝日新聞: p. 31. (1990年3月23日) 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m 平岡精二コトバンク、2015年2月20日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 平岡精二タワーレコード、2015年2月20日閲覧。
  4. ^ 応援団紹介 | 青山学院大学応援団 2024年3月8日閲覧。
  5. ^ 青山学院の創立記念日〈2〉創立記念イベント 50・75・100年 | アオガクプラス 2024年3月8日閲覧。

関連項目

外部リンク





固有名詞の分類

日本の歌手 鳴海カズユキ  永井智子  平岡精二  本間千代子  望月あかり
日本の作曲家 井筒昭雄  中山大三郎  平岡精二  安田史生  田中一志
日本の作詞家 松本隆  中山大三郎  平岡精二  谷穂ちろる  Naos
日本の編曲家 真島俊夫  なすじん  平岡精二  田中一志  津村泰彦
日本のジャズ・ミュージシャン 村上寛  岩瀬立飛  平岡精二  岡田勉  中本マリ
日本のサクソフォーン奏者 篠田昌已  トルヴェール・クヮルテット  平岡精二  チープ広石  KONTA
日本のトランペット奏者 神代修  杉山正  平岡精二  大蔵康義  三遊亭小遊三
マリンバ奏者 出田りあ  安倍圭子  平岡精二  三村奈々恵  高橋美智子
ヴィブラフォン奏者 ゲイリー・バートン  ボビー・ハッチャーソン  平岡精二  三村奈々恵  ロイ・エアーズ

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