帝国議会における「婦人参政権付与」に関する演説とは? わかりやすく解説

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帝国議会における「婦人参政権付与」に関する演説(抜粋)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 09:51 UTC 版)

山脇玄」の記事における「帝国議会における「婦人参政権付与」に関する演説(抜粋)」の解説

立憲政治本旨から云いましても、世界大勢から見ましても、なおまた国民たるべき義務履行の上から論じましても、今日選挙権拡張場合於きまして愛国心国民的義務履行に於て平等である女子が、どうして国政参与するに於て不平等な待遇を受けねばならぬのでありましょうか、私は甚だ了解苦しむのでありますもとより女子参政権付きまして、人体構造や、教育程度や、古来習慣や、其の他種々の原因よりして反対論があるに相違ありませぬが、其の反対論たるや詮じ詰めれば古来女子男子同等人間扱いにせなんだ結果捉えて直ちに之を論及するか、或は男子自己の便宜主とする偏見基因するに非ざれば、全く一片杞憂に外ならぬのであります。(中略女子参政権より除外することになれば、是れぞ即ち女子非国民扱いにし、女子対する非常な侮辱であると云わねばなりませぬ。かかる非立憲的の法制は、いやしくも文明国仲間入りをした我国にあるまじきことではありませぬか。」(1919年3月10日 帝国議会貴族院本会議での演説

※この「帝国議会における「婦人参政権付与」に関する演説(抜粋)」の解説は、「山脇玄」の解説の一部です。
「帝国議会における「婦人参政権付与」に関する演説(抜粋)」を含む「山脇玄」の記事については、「山脇玄」の概要を参照ください。

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