市杵嶋神社_(杉並区)とは? わかりやすく解説

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市杵嶋神社 (杉並区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/21 13:31 UTC 版)

市杵嶋神社
所在地 東京都杉並区善福寺3丁目18番(善福寺公園内)
位置 北緯35度42分59秒 東経139度35分17秒 / 北緯35.71639度 東経139.58806度 / 35.71639; 139.58806 (市杵嶋神社 (杉並区))座標: 北緯35度42分59秒 東経139度35分17秒 / 北緯35.71639度 東経139.58806度 / 35.71639; 139.58806 (市杵嶋神社 (杉並区))
主祭神 市杵嶋姫命
創建 建久8年(1197年)鎌倉時代
別名
  • 遅野井市杵嶋神社
  • 善福寺弁財天
例祭 4月8日
地図
市杵嶋神社
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市杵嶋神社(いちきしまじんじゃ)は、東京都杉並区善福寺善福寺公園内にある神社[1]。管理は井草八幡宮が行っている[2]

由緒

当神社は、1189年(文治5年)に源頼朝奥州合戦の途時この地に宿陣し、飲水を求めて弓筈で各所に穴をあけたが水の出が遅く、弁財天に祈り、やっと水を得たという故事(当地の旧名「遅の井(おそのい)」の由来[3])に倣って、建久8年(1197年)に江ノ島弁財天勧請したのが当社の始まりであると『善福弁才天略縁記』で伝えられている[4]寛永年間(1624年 - 1644年)には、それまで祀られていた右手奥の島から現在地へ移されたといわれている。かつては旱魃の折には、近隣の練馬(現・練馬区板橋区付近)や中野(現・中野区付近)などの村からも雨乞い祈願に訪れたと言われている。 また、かつて社殿へ向かう太鼓橋が架けられていたが、橋は井草八幡宮の境内に移設されており社殿正面の前に向かうことができない[2]

アクセス

出典

  1. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 第13巻(東京都)、角川書店、1978年10月、887頁。全国書誌番号:79000112NCID BN00734098 
  2. ^ a b 大谷 & 嗣永 1978.
  3. ^ 見どころ|善福寺公園|公園へ行こう!”. 東京都公園協会. 2013年5月26日閲覧。
  4. ^ 116 市杵嶋神社”. 杉並区文化財案内標示板. 杉並区教育委員会 (2016年1月18日). 2024年2月20日閲覧。

参考文献

  • 大谷光男、嗣永芳照「旧西荻窪をたずねて;遅野井市杵嶋神社」『杉並区史跡散歩』(初刷)學生社〈東京史跡ガイド 15〉、1978年1月、51-52頁。 NCID BN15561175 

外部リンク




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