中瀬天祖神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/27 22:39 UTC 版)
中瀬天祖神社 | |
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![]() 鳥居と拝殿 |
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所在地 | 東京都杉並区清水3-19-10 |
位置 | 北緯35度43分6.8秒 東経139度37分2.4秒 / 北緯35.718556度 東経139.617333度座標: 北緯35度43分6.8秒 東経139度37分2.4秒 / 北緯35.718556度 東経139.617333度 |
主祭神 | 天照大神・市杵嶋姫命・保食神 |
創建 | 不明 |
例祭 | 10月15日 |
地図 |
中瀬天祖神社(なかせてんそじんじゃ)は、東京都杉並区清水にある神社。
由緒
元々は妙正寺の朱印地内で十羅刹を祀った「十羅刹堂」があった。神体は男根状の自然石である。昔、所沢か田無周辺の人が江戸から帰る途中、急に腹痛を起こし妙正寺に担ぎ込まれた。僧侶の祈祷で腹痛は治ったが、その人が持っていた男根状の自然石を見て、「この石は霊石で、この地で祀られたいから腹痛を起こしたのだ」ということで、この石を十羅刹として祀ったという[1]。
江戸時代までは十羅刹様などと呼ばれたが、明治時代になり神仏分離令により、妙正寺から切り離され天祖神社となった。そして井草八幡宮の境外神社にもなった。
境内社
- 市杵嶋神社
- 稲荷神社
- 三峯神社
アクセス
脚注
- ^ 杉並郷土史会著、東京にふる里をつくる会編『杉並区の歴史 (東京ふる里文庫12)』名著出版、1978年、217-218p
参考文献
- 杉並郷土史会著、東京にふる里をつくる会編『杉並区の歴史 (東京ふる里文庫12)』名著出版、1978年
外部リンク
- 中瀬天祖神社のページへのリンク