市塵とは? わかりやすく解説

し‐じん〔‐ヂン〕【市×塵】

読み方:しじん

市街に立ちのぼるちりやほこり。

市中雑踏市中にぎわい

「願の如く—を遯(のが)れて」〈紅葉不言不語


市塵

作者藤沢周平

収載図書密謀・市塵
出版社講談社
刊行年月1988.10
シリーズ名日本歴史文学館

収載図書藤沢周平全集 第22巻
出版社文芸春秋
刊行年月1994.4


市塵

読み方:シジンshijin

作者 藤沢周平

初出 昭和61年

ジャンル 小説


市塵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/06 16:42 UTC 版)

市塵』(しじん)は、藤沢周平の長編時代小説。新井白石が主人公。第40回芸術選奨文部大臣賞受賞作。 1988年に講談社で刊行。のち講談社文庫 (上下、改版2005年)、『藤沢周平全集 第22巻』(文藝春秋)、新潮文庫(上下、2022年)で再刊。

あらすじ

江戸中期甲府藩侍講であった儒学者新井白石は、主君・徳川綱豊(のち徳川家宣)が6代目将軍となり、その最側近として正徳の治の事実上の主導者として幕政の桧舞台に立った。

貨幣改鋳朝鮮通信使待遇問題、徳川家継の保育問題、密航した宣教師シドッチの取調べなどに関わり、家宣のあまりに早い病没、その子家継の幼少での死去と共に、全ての政治的実権をなくし失脚、再び市中の人として学者に戻り生を全うするまでを描いた作品。

登場人物

  • 新井白石(儒学者、将軍家政治顧問)
幕府関係者
学者
幕閣首脳
異人

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