巫女の予言 グリームニルの言葉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 07:03 UTC 版)
「ワルキューレ」の記事における「巫女の予言 グリームニルの言葉」の解説
『巫女の予言』第30スタンザでは、ヴォルヴァ(北欧における流浪の巫女)が、「英雄たちのもと」に乗り込まんとするヴァルキュリャが遠くから来るのを「見た」とオージンに伝える。続けてヴォルヴァは、6人のヴァルキュリャの名前を述べる。スクルド(「負債」ないし「未来」)、スコグル(「揺らすもの」)、グン(「戦」)、ヒルド(「争い」)、ゴンドゥル(「杖を振るうもの」)、ゲイルスコグル(「槍のスコグル」)である。その後に、今述べたのは「ヘリアンの娘たち、地上に馬をはしらせんとする」ヴァルキュリャたちであると述べる。 『グリームニルの言葉』では、拷問されたグリームニル(オージンの異相)が、小さなアグナルに向かって、フリスト(「震えるもの」)とミスト(「雲」)というヴァルキュリャが角杯を持ってくるだろうと語り、続いて、エインヘリャルにエールを注ぐ役目の11のヴァルキュリャの名前を述べる。スケッギョルド(「斧の時代」)、スコグル、ヒルド、スルーズ(「力」)、フロック(「騒音」ないし「戦闘」)、ヘルフィヨトゥル(「軍勢の縛め」)、ゴッル(「騒音」)、ゲイラホズ(「槍の戦い」)、ランドグリーズ(「楯を壊すもの」)、ラーズグリーズ(「計画を壊すもの」)、レギンレイヴ(「神々の娘」)である。
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