嵌珠金銀錯斜格子文壺
主名称: | 嵌珠金銀錯斜格子文壺 |
指定番号: | 307 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1970.05.25(昭和45.05.25) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 考古資料 |
ト書: | 伝河南省洛湯金村出土 |
員数: | 1箇 |
時代区分: | 戦国 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 肩に獣銜鐶のある長頸壺で、身は四つの横帯で三段に分けている。この横帯には金着せの円い鋲を散らし、その間に渦文を金象嵌してある。各段には帯状の斜格子を施し、帯の交叉するところには前記同様の金鋲を置き、その間には渦文を銀象嵌してある。帯で区切られた内側の方形や三角形の部分は一段盛り上げ、ガラス板がはめてある。このガラス板には目を、さらにその中に小さい目を入れるなど技巧は細緻をきわめている。しかも器体に劣らず華麗である。 本器は河南省洛陽金村の古墓から出土したと伝えるもので、中国戦国時の技巧を駆使した遺品として貴重である。 |
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