島っ子ガイド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/22 16:10 UTC 版)
島っ子ガイドは海島遊民くらぶと小学校が連携して、観光客らに対し児童が菅島のガイドを行うものである。2008年(平成20年)に赴任2年目の教員が、児童らのコミュニケーション能力の不足の解消と菅島を知ってもらおうと総合的な学習の時間を利用して始めた活動である。児童はガイドする場所を選択し、その歴史などを調査し、説明の仕方を工夫して、何度もリハーサルを重ねた上で実際のガイドに臨む。例えば、説明の仕方としてクイズ形式にしたり、川柳を取り入れたりなどの案を出し、試行錯誤する。 年間のガイド回数は5回ほどで、毎年11月に行う「島っ子ガイドフェスティバル」が最大のガイドツアーとなる。2012年(平成24年)11月10日に行われた島っ子ガイドでは、全校児童が5つのコースに分かれて島を案内した。2018年(平成30年)5月には、大阪府から修学旅行で菅島を訪れた児童を5・6年生の児童がガイドした。 島っ子ガイドは菅島小学校から始まって鳥羽市立神島小学校でも取り組まれ、三重県外でも真似をする学校が現れるようになり、2018年(平成30年)度刊行の光村図書出版の小学6年生用の道徳の教科書で取り上げられた。
※この「島っ子ガイド」の解説は、「鳥羽市立菅島小学校」の解説の一部です。
「島っ子ガイド」を含む「鳥羽市立菅島小学校」の記事については、「鳥羽市立菅島小学校」の概要を参照ください。
- 島っ子ガイドのページへのリンク