島として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/26 09:23 UTC 版)
翁島は、猪苗代湖にある唯一の島である。 伝承では、みすぼらしい旅の僧が村を訪れ、村人に水を飲ませて欲しいと求めたものの多くの村人がこれを拒んだ中で貧しい老人が僧に水を与え、その僧は老人に「思いやりの心を忘れないあなたには幸運が訪れるだろう」と言い残して村を去って行った。僧が村を去った3日後、磐梯山が噴火し地震で村はことごとく猪苗代湖の底へ水没してしまったが僧に水を施した老人の家の周囲だけは水没を免れ、島となったのでこの老人(翁)に因んで「おきな島」と呼ばれるようになった、とされている。
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