展示・運営
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 00:08 UTC 版)
博物館の陳列館では、児童を対象とする実物教育を主目的として動植物・鉱物標本を展示しており、小学校の修学旅行の行程にも組み入れられていた。 1893年春頃、愛知教育博物会は愛知博物会と改称。同年作成された「愛知教育博物館実況一覧」によると、 当時の物品総員数は動植物・鉱物標本など11,117点で、うち研究館所属は5,044点、陳列館所属は6,074点。 研究館では、愛知博物会による動物・植物・鉱物の3学科の研究が行なわれた。 建築費及び創業以来の総費用は約5,575円で、義援金の総額は約4,664円。 会員数は150名で、将来500名を募集の見込み(会員からは毎月10銭を徴収) 陳列館の縦覧料1人1銭、開館当初3ヵ月間の平均縦覧料収入が約15円(1,500人分) 当時の毎月の収入が約30円、経常費用が約25円 などとなっていた。 当初の設備から、図書室、講義室、動物の飼育舎などを増設する計画も立てられていた。
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