尾頭橋駅への交代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 09:48 UTC 版)
「ナゴヤ球場正門前駅」の記事における「尾頭橋駅への交代」の解説
この駅は予想以上の好評となり、地元民からは常設駅にしてほしいという要望があがった。当時ナゴヤドームの建設が始まっていたが、日本中央競馬会(JRA)の場外馬券売場であるウインズ名古屋に近いこともあって、競馬ファンを中心に利用者は見込めると考えたJR東海は、東海道本線の本線上に尾頭橋駅を設置することを決定し、1995年3月16日に開業させた。 これに伴って本駅はその使命を終え、1994年10月8日のシーズン終了をもって廃止となった。なお、最終日は中日 - 巨人戦で勝利したほうがセントラル・リーグ制覇という、同率首位チーム同士(両チームの勝敗数も69勝60敗)の運命の直接対決「10.8決戦」の当日であった。そのため観客数は相当な数となり、またお別れを記念しての式典も行われた。なお、この試合で中日が勝利してリーグ優勝していた場合は日本シリーズ開催期間まで営業を延長する予定であったが、中日が敗れたため当初計画通り同日限りで廃止となった。開業から廃止までの約7年(2656日)間、約5600本の列車が運行され、約200万人の乗客を運んだ。
※この「尾頭橋駅への交代」の解説は、「ナゴヤ球場正門前駅」の解説の一部です。
「尾頭橋駅への交代」を含む「ナゴヤ球場正門前駅」の記事については、「ナゴヤ球場正門前駅」の概要を参照ください。
- 尾頭橋駅への交代のページへのリンク