就労 - 就労者数の地域間格差は最大5倍とは? わかりやすく解説

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就労 - 就労者数の地域間格差は最大5倍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 14:52 UTC 版)

言語聴覚士」の記事における「就労 - 就労者数の地域間格差は最大5倍」の解説

2014年時点で、医療・介護施設勤務する言語聴覚士数は全国17,039人(常勤換算)、人口10万人当たりでは13.4人である。人口10万人当たり数値都道府県別比較すると、最も多いのは高知県で37.9人(総数279.7人)であり、西日本上位占める。他方で、最も低いのは秋田県で7.5人(総数77.7人)。約5倍の格差見られる就労者数が少ないのは、東北地方関東地方中心とする東日本である。実際東北地方を見ると、秋田県岩手県山形県には養成校存在せず地域間格差拡大している。たとえば、山形県では、2017年に、山形県医師会県立保健医療大学での養成課程新設要望したが、県側は慎重な姿勢見せている。 四病院団体協議会2016年行った理学療法士作業療法士言語聴覚士需給調査(1,061施設回答によれば、「患者状況応じ必要な人員」が確保されていると回答した施設は41.3%にとどまった四病院団体協議会によれば患者対し十分なリハビリが提供できていない実態浮かび上がった。さらに、「募集して応募少ない」と回答した施設割合は58.5%に達し理学療法士は32.9%、作業療法士は59.3%)、「将来供給過多となる」と回答した施設割合は8.9%にとどまった理学療法士は26.6%、作業療法士は15.3%)。他方で、「応募者の質が低下してきている」と回答した施設割合は11.5%にとどまった理学療法士は24.6%、作業療法士は20.7%)。

※この「就労 - 就労者数の地域間格差は最大5倍」の解説は、「言語聴覚士」の解説の一部です。
「就労 - 就労者数の地域間格差は最大5倍」を含む「言語聴覚士」の記事については、「言語聴覚士」の概要を参照ください。

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