少壮期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 16:27 UTC 版)
「レジナルド・ブライス」の記事における「少壮期」の解説
1898年、イングランド・エセックスの鉄道会社事務員の子として生まれる。1916年、第一次世界大戦のさなかに良心的兵役拒否者としてワームウッド・スクラブズ刑務所Wormwood Scrubsに収監され、ついでプリンスタウンPrincetownの内務省労働センターHome Office Work Centre(ダートムーア刑務所Dartmoor Prisonを転用したものでのちに再びダートムーア刑務所となる)で労働に従事する。大戦後ロンドン大学で学び、1923年、優等の成績で卒業。この頃より菜食主義者となり、生涯菜食を続けた。 フルートを吹き、楽器の製作をし、独学でヨーロッパの諸言語を学んだ。また特にバッハの音楽を好んだ。1924年、ロンドン・デイ・トレーニング・カレッジ(現・ロンドン大学インスティテュート・オブ・エデュケーション<教育研究所>)より教職資格を得る。同年、大学の学友のアニー・バーコヴィッチAnnie Bercovitchと結婚。いくつかの文献によると、夫妻でインドに赴きしばらくの間教職にあったが、イギリスの植民地支配に反発を感じ辞めたという。ただしこの話をブライスの師である鈴木大拙の創作とする学者もいる(Pinnington, 1997)。
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