小燕子の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 01:32 UTC 版)
柳青(リウチン) 柳紅(リウホン) 北京に住む、武芸を得意とする義侠心に富んだ兄妹。小燕子と同じ長屋に住み、共に大道芸を演じている。小燕子の盗賊稼業の方にはかかわっている描写はない。大道芸を演じる際には山東省訛を丸出しにして「父親の葬儀費用と帰郷の旅費」を募っているが、普段は普通に北京語でしゃべっているため、山東省出身というのが嘘か本当かは不明(父親の葬儀費用と帰郷の旅費が必要、という方は真っ赤な嘘)。 紫薇が行列に乱入した際に衛兵に袋叩きに遭っている彼女を助けようと奮戦、このため捕らえられるが、紫薇に頼まれた爾康によって釈放される。が、この時紫薇の件について口止めされ、後には長屋からも他の住民ともども引越すように命じられる(どちらも、紫薇と小燕子の正体が皇后の手の者に伝わるのを防ごうという爾康の判断によるもの)。柳青はどうやら小燕子に好意を持っていた模様だが、姫となってしまった彼女は既に彼の手が届く存在ではなかった。紫薇の秘密を打ち明けてもらえず、以降基本的には蚊帳の外に置かれることになるが、柳青は後に自力で真実を推察、最後まで妹と共に、小燕子たちのために奮闘する。 長屋の人々 基本的に老人老女と子供達ばかり。働き盛りなのは柳兄妹と小燕子、後に加わる夏紫薇・金瑣のみで、この5人の双肩×5に全員の生活がかかっている。子供達には以前は小燕子が三字経(小燕子が以前いた尼寺で教わり、唯一覚えているもの)を暗誦させ、後には紫薇も色々教えている模様。子供達のなかでは小豆子という子供が比較的勉強熱心らしく、小燕子は梁家の結婚式で盗みを働く際、この子のために蝋燭と燭台を持ち帰ろうとしている。 この長屋の住民のうち、最終的に3人までもが宮中入りすることになったため、これが噂となった挙句皇后の手の者に探りを入れられて小燕子の正体がばれたりしないよう、爾康が柳青に引越しを指示し、全員がこの長屋を引き払った。この引越し費用は、爾康のポケットマネーで賄われている。
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